松木 茜（接客係）
私は接客業に興味があり、様々な旅館を見学した中で一番魅力を感じたのが「うめひびき」でした。
スタッフの接客がとても丁寧で「私もこんな風になりたい」と思い入社しました。
フロント・レストランなどを中心に、旅館のおもてなしに関する全ての業務を行っています。
一日の業務内容は、11時のチェックアウトに始まり、当日ご宿泊分の客室チェック、15時からはチェックイン、そして18時からはレストランで夕食サービスを行っています。常にお客さまに心地よくお過ごし頂けるよう、気を配って仕事をしています。
入社する前は、慣れない接客や先輩方と仲良くなれるかが不安でした。しかし、一からおもてなしを教えて頂き、少しずつ仕事とやりがいを覚えました。うめひびきは、スタッフ同士がとても仲良く大きな家族のようで、休みの日には一緒にご飯に行くこともよくあります。
大変なことは、ご宿泊されるお客さまの名前と顔、ご宿泊情報を覚えることです。お体が不自由、記念日でのご宿泊など、情報をしっかりと頭に入れて、それぞれのお客さまに寄り添ったおもてなしができるように心掛けています。頑張った分、お客さまアンケートに自分の事が書かれると「また頑張ろう」というモチベーションにもなります。
うめひびきだけでなく地域との関わりも大切にし、日田を活気づけられるようになりたいです。インスタグラムなどのSNSを通して、積極的にうめひびきや日田の魅力をアピールしていきたいと思っています。
仕事を覚えるまでは大変ですが、お客さまの喜ぶ顔が励みになります。人と話す事が好きな方はぜひお待ちしております！
政木 敦憲（接客係）
子どもの頃から旅行が好きで、今でも休日には観光地巡りをしています。そうした趣味もあり、就職の時は観光業界に興味を持っていました。JR九州に入社後、お客さまが非日常の喜びを味わうその瞬間に寄り添いたい、と考え旅館への配属を志望しました。
現在、主に接客を担当しています。フロントでの接客は泊まりの勤務もあります。泊まり勤務では出勤後、当日の予約についてミーティングし、その後はチェックインや、「子どものおもちゃを借りたい」「家族風呂を利用したい」といったご要望への対応を行います。翌朝にはご朝食のお席へのご案内、お見送りなどを行います。
旅館は接客のイメージが先行しますが、裏には色々な下準備があります。例えば客室や大浴場を綺麗にする清掃スタッフがいます。料理は料理人が準備をしますが、さらにその奥には食材をつくる地元の農家さんがいます。うめひびきや地元を愛する方々の想いを、私たちの接客が裏切らぬよう、常に緊張感を持っています。重圧もありますが、お客さまに感動していただいた時は、我々スタッフのみならず地元の方々の想いも報われたようで、無上の喜びを感じます。
うめひびきのスタッフは、みな誠実にお客さまをお迎えしています。そんな同僚の姿を見ると、私も「ここで働けて良かった」と誇りに感じます。数ある旅館の中ではまだ新参者ですが、うめひびきを老舗に負けない旅館にすることが全スタッフの夢です。日田・大山を愛し、お客さまに心からのおもてなしをして、うめひびきをもっと感動を与える旅館にしてくれる方…力を合わせてお客さまをお迎えしませんか？
甲斐 奈緒美（厨房）
以前、他の旅館で接客を担当していましたが、当時から料理人の仕事に興味があり、そんな折に、うめひびきの前身である「ひびきの郷」を利用した際、会席料理の盛り付けがとてもきれいで美味しかったので調理部門で入社したいと思いました。
朝食・夕食の仕込みや盛り付けを担当しています。お客さまに美味しい料理をご提供するためにもレストランスタッフとの細かい打ち合わせも欠かせません。四季折々の料理を作ることが、とても楽しくやりがいを感じます。
うめひびきでは、地元大山産の梅やクレソン、九州の食材を活かし、心と体に効く養生膳をテーマに四季折々の料理を提供しています。厨房で働いてみると、想像以上に手間がかかっていることを知りました。一品の料理を完成させるのに、10以上もの作業工程があり、盛り付けもひとつひとつ丁寧にしています。これが、うめひびきの料理の特徴であり良さだと思っています。
私は以前の職場で、接客と調理の両方を経験していましたので、お互いの立場から気づくことがたくさんありました。今では両方の話をよく聞き自分自身で考え、温かい料理の提供や丁寧なお料理の説明に繋がるよう心掛けています。調理スタッフはお客さまと直接顔を合わすことはありませんが、おもてなしの心を料理に託し、感動をお客さまに届けます。きれいに召し上がった器が戻ってくることやホールスタッフからお客さまの喜んだ感想を励みにして毎日料理と向き合っています。
確実に綺麗にそして早く盛り付けができるように努力し続け、新しいことにもチャレンジしていきたいと思います。
「梅の郷」大山を訪れるお客さまへ料理を通じて感動を届けませんか。「心と心がひびきあう」ことを実感できると思います。
